高齢者問題への関心
私の両親は既に二人とも亡くなっていますが、母親が早くから認知症になったことや、母親が特別養護老人ホームに入所した後は、高齢の父が居宅介護サービスを利用しながら暮らしていたことなどから、弁護士になった当初から高齢者問題に関心がありました。
そのため、弁護士会の高齢者・障害者の権利に関する委員会の委員として活動しながら、さまざまな高齢者問題(高齢者虐待や成年後見など)に取り組んでいます。
高齢者虐待と成年後見を行政や地域と連携して取り組みます
実は、高齢者虐待と成年後見制度には深い関係があります。高齢者虐待に遭っている高齢者は、認知症がある程度進んでいて、成年後見人や保佐人をつける必要がある場合が多いです。そして、多くの虐待事案では、通常の後見や保佐では起こらないような様々な出来事が起こります。
それに的確に対応するためには、行政や地域包括支援センター、社会福祉士など他の専門職との連携と、その連携の経験から得た深い経験と、それに裏打ちされた高度な法律知識が必要です。
気軽にご相談ください
通常の成年後見や保佐のご相談はもちろん、親と同居している兄弟が、親を殴ったりしているようだ(身体虐待)、親の財産を流用しているようだ(経済虐待)など、高齢者虐待の事案についても、ご相談下さい。
寺岡